EDは生活習慣病?
最近は30代、40代のED患者さんが増えています(図1)。そして30代、40代の患者さんの運動不足や食事の不規則の度合いが強くなっています(図2)。つまり、これらの患者さんは、生活習慣病の予備軍ともいえます。これらの生活習慣の悪化が、動脈硬化などの血管の働きを低下させ、EDになりやすくなるのです。ですから勃起改善薬(バイアグラ・レビトラ・シアリス)などで治療を行ってゆくとともに、血管に悪い生活習慣(食べ過ぎ、運動不足など)も見直してゆく必要があります。
生活習慣を見直すことは、EDだけでなく、生活習慣の予防にもつながります。
当院のED外来では、勃起改善薬の投薬や、生活習慣病の予備軍になっていないか血液検査や血圧測定などの簡単な検査も行うようにしています。EDは生活習慣病の注意信号です(診療項目 性機能障害もご覧ください)。